インドの人気配車アプリUber(ウーバー)とOla(オラ)の違い&旅行でのおすすめはどっち?

インドでユーザーの多い配車アプリはUber(ウーバー)とOla(オラ)の2つ。

今回はこの2つのアプリの違いと、インドでおすすめなのはどちらかを私の利用した感想も含めて解説します。

さらにインドでこの2つの配車アプリを利用する時のポイントもご紹介します。

記事を一言でまとめると、、、

ちなみに私はどちらもインドで使いますが7〜8割くらいはOlaを使っています。その理由も書きました。

さらにインドではどちらの配車アプリも使わなければいけない理由ついても解説します。

目次

配車アプリUberとOlaのサービス面の違い3つ

ウーバー(Uber)オラ(Ola)はどちらもインドにくる日本人によく利用されている代表的な配車アプリ。

基本的な使い方もほぼ同じ、行き先を地図上で指定、車のグレードを選択して配車の依頼。あとは待つだけ。

ただしいくつか違いがあります。

  • 通常はOlaの方が少し安い
  • Olaはオートリクシャーも使える(都市部のみ)
  • Uberの方が使える場所が多い

①Olaの方がUberより料金が安い

今まで使ってきた中では、UberよりOlaの方が安かったです。

少し前まではUberの方が安いという話もありましたが、Uberドライバー達の要望が反映されたのか、私が2023年に利用した時にはインドのどの都市で利用してもOlaの方がUberよりも少し安かったです。(もしくは同じくらい)

もちろん初回限定や次回の利用で使えるクーポンなどを使えば別ですが。

ほぼ同じ条件であればOlaの方が数%〜10%近く安くなります。

私はいつも「どうせ目的地も同じなら安い方でいいや〜」と考えて8割くらいはOlaを使っています。

私自身は乗る車のグレードはあまり気にしない人間なので。

写真はアッサム州グワハティの空港から市内に向かう途中のタクシーからの写真。(車種はセダンのスイフトでした)

じゃあなぜOla100%にできないの?

という話になりますが。それは使える場所がUberの方が多いからです。これはあとで説明します。

②Olaはオートリクシャーも使える

Olaではオートリクシャーを呼ぶ(配車する)こともできます

ただしこれはまだ限られた主要都市でのみ。地方ではまだ使えないサービスです。

便利ではありますが、私自身はOlaを使ってオートリクシャーに乗ることはほとんどありません。

都市部でリクシャは本当に暑いので。

でもインドに観光に来られた方であれば、旅の思い出に乗ってみるのも楽しいかもしれませんね。

③Uberの方が使えるエリアが広い

UberはOlaよりも使えるエリアが多いというメリットがあります。

地方都市になるとOlaは使えなくなってしまいます。

でもUberは地方に行っても使えることが多いです。しかもUber Moto(ウーバーモト)というバイクタクシーの配車サービスが使えたりします。

バイクの後ろに乗って二人乗りします。

怖いと感じる方もおられますが、身軽で渋滞を回避できるので結構早いです。

こんな理由があるので私はUberとOlaの両方を使っています。

Uber &Olaを利用する時のポイント3つ

UberとOlaどちらの配車アプリにも共通している利用時のポイントがこちら。

インドのドライバーへの要望はシンプルに

インドのタクシードライバーは意外と英語を話しません

話せるはずだけどあまり使いたくないという感じ。(日本人もその気持ちはわかります。)

それでも配車を依頼したあとはガンガン電話をかけてきて、今どこにいるか、どれくらいで乗車地点に着くか、ガソリンがないので先に給油したい、相乗りになってもいいかなど要望をどしどし伝えてきます。

日本のタクシードライバーと随分違うので驚くかも知れんませんが、ここで怯んではいけません。

タクシーの利用一つにとってもいろんな予定外、計算外のことが起きるのがインドです。

インドのタクシードライバーたちはそれをよくわかっているので、乗車地点に向かう時に事前に電話して確実にお客をピックアップできるようにしています。

インドのタクシーは、日本のタクシーとは色々違うことを覚えておきましょう

インドのドライバーも一生懸命仕事をしているだけなんです。

こちらもリクエストがあればできるだけシンプルに伝えるなど、協力できるところは協力してあげて、無理なことは無理とはっきり伝える方がドライバーも動きやすいかも知れません。

わかりやすい場所で待ってあげる

これもインドで快適に配車アプリを利用するときのあるあるポイント。

入り組んだ道が多いインドの街中では、ドライバーが迎えに行けない場所もあります。

UberやOlaで配車を依頼する時に、アプリの地図上で出てくる乗車ポイントの中から最適な乗車地点を選ぶことになります。

できるだけメイン通りやランドマークの近い場所で配車依頼することをおすすめします。

重いスーツケースなど持っているのでホテルから移動するのが大変という時は、ホテル(orホスト)にお願いして一般のタクシーを呼んでもらうのもアリです。

彼らは現地語でドライバーとコミュニケーションをとってもらえるので心強いです。

目的地”付近”で降りる

乗車時にわかりやすい場所で待ってあげるように、降りる時も”ドライバーが降ろしやすい場所”で降りてあげるといいかもしれません。

複雑でカオスなインドの交通事情をドライバーたちは熟知しています。

目的地の目の前は交通規制があるかもしれません、もしくは行くと渋滞に巻き込まれるかも知れません。

アプリ内で高い評価を受けているドライバーは土地勘があるので、お客の私たちができるだけ早く目的地に到着できるようにしてくれます。

「目的地から少し離れた場所で降りるように言われてしまった。」ということがあるかも知れませんが、ドライバーにも外国人のわたしたちにきちんと伝えられない事情があるのかも知れないと考えるようにしましょう。

お客として利用するわたしたちですが、一方で柔軟に対応してあげる広い心も持っているとこちらもストレスが減ります。

もちろん目的地からあんまり遠かったら少し尋ねてみましょう

特に時間のかかるUターンを避けるため、目的地の道を挟んだ反対側に停車されるということがよくあります。

目的地までのあと少しは歩くつもりで利用するといいかも知れませんね。

UberとOlaドライバーの対応やアプリに違いは?

UberとOla ドライバーの違いは特になし

UberとOlaは両方ともインドではとってもメジャーな配車アプリです、ドライバーにあまり違いは感じません

一方的にキャンセルしてくるドライバーはどちらにもいます。

インドのタクシードライバーは基本無口です。

私個人の感想ですが、Olaのアプリで配車したドライバーの方が個人タクシー感があります。

車は自分の普段使いの車、中にはドライバーの私物や飾り物が多いような気がします。大した問題ではないので私は全然気にしていませんが。

配車アプリでドライバーの質が違うというよりも、個々のドライバー次第だと思います。

配車を依頼するときにドライバーの評価も見れるのでチェックしておきましょう。

ドライバーが乗ってくる車に関しては、Olaの方がスズキのアルトのようなリーズナブルな車輌が多いように感じます。

そのせいもあってか、UberよりもOlaの方が配車の依頼時に一番安いプランを選べることが多いです。

経験上Uberアプリの方は、一番安いプランで配車を依頼できないということがOlaに比べて多いです。

Uberアプリは日本の電話番号で登録できる

Uberは日本でも利用されている配車アプリです。

そのため日本でアプリをインストールして日本の電話番号でサインアップすることができます。

一度サインアップをすれば、あとはインドでも利用可能。

日本でUberアプリにサインアップできればインドの電話番号は必要ありません

一方、オラ(Ola)など他の配車アプリは日本ではまだ利用されていないのでこの方法はできません。

Olaなどの他の配車アプリを利用したいと言う場合は、インド現地で購入した電話番号を取得しましょう。

Uberアプリのみ日本語対応

UberアプリとOlaアプリの大きな違いは、日本語対応しているのがUberアプリだけという点。

日本語が使えなくても問題なく使えますが、アプリ内で決済する時などは人によって少し心配になる人もいるかも。

Uberアプリの方がシンプルで見やすく、配車アプリとしては操作性がいいかも知れません。

決済するときはこれも安心材料になりますね。

Olaアプリは乗車後にドライバーに追加のチップを払ってあげるか尋ねてきます。

アプリの使い勝手はどちらも大きな問題はありません。

UberやOlaでは日本のクレジットカードが使えない

今の所UberやOla、その他インドの配車アプリで日本のクレジットカードを使った支払いができません。

現地通貨ルピーによる現金での支払いになります。

Uberは先ほどご紹介した方法で登録(サインアップ)はできますが、日本で登録しておいた日本のクレジットカードを支払いに使うことはできません

アプリ内では日本のクレジットカードか、インドのクレジットカードを判別しています。

実はUberアプリで日本のクレジットカードを使えないのはインドくらい

他の国であれば大抵問題なくUberで日本のクレジットカードで支払いができます。

だからこそ注意が必要です。

インドで配車アプリでタクシーを利用する時は、現金を持っておきましょう。

UberやOlaなどのインドの配車アプリでは日本のクレジットカードによる支払いができない!

現金支払いになるとしてもUberなどの配車アプリをインドで利用するメリットは多いので、ぜひ利用しましょう!

Uber&Olaアプリの違い&おすすめはどっち? まとめ

今回はインドの代表的な配車サービスUberとOlaのサービス面とアプリの使用感をご紹介しました。

UberとOlaを比較すると主な違いは、

Uber

  • 使えるエリアが広い
  • アプリが使いやすい
  • 料金が少し高い
  • 日本の電話番号登録が可能

Ola

  • 料金が安い
  • 使えるエリアが限られる
  • ドライバーへのチップ制度
  • インドの電話番号登録が必要

結局どっちがおすすめかというと、

こんな感じです。どちらか1つだけとはいかないのが現状です。

まずはOlaで、そしてOlaが使えない場合にUberを使うといった感じです。

どちらも事前にインストール&登録しておくと良いでしょう。

実際ドライバーの方もUberとOlaの二つ両方に登録している人が多いようです。

ちなみに、デリー空港(インディラガンディー国際空港)からUberやOlaといった配車アプリを使用する時のポイントをこちらの記事にまとめました。

UberとOla、どちらもうまく使って快適なインド旅をお楽しみください。良い旅を、、、

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